VBScriptでバッチファイル実行
ここではVBScriptからバッチファイルを実行する方法を解説します。
VBScriptからバッチファイルを実行するにはWshShellオブジェクトを使用します。
WshShellオブジェクトを使えばローカルでのプログラム実行、レジストリ内容の操作、
ショートカットの作成、システム フォルダへのアクセスなどを行うことができます。
WshShellオブジェクトにはバッチファイルを実行するためのメソッドが二つあります。
一つはRunメソッド、もう一つはExecメソッドです。
ただし、ExecメソッドはWSH 5.6以降からしかサポートされていないので注意が必要です。
RunメソッドとExecメソッドの最大の違いはExecメソッドでは標準入出力が利用できるという点です。
Runメソッド
以下はRunメソッドを使ったバッチファイル実行の例です。
Set WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell") WshShell.Run("C:\test.bat")
Execメソッド
以下はExecメソッドを使ったバッチファイル実行の例です。
Set WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell") WshShell.Exec("C:\test.bat")