VBScriptのユーザ定義関数

VBScriptのユーザ定義関数を作成する方法は二つあります。一つはSubステートメントを使用する方法と、 もう一つはFunctionステートメントを使用する方法です。

Subステートメント

Subステートメントは呼出し元に値を返す必要のない関数を定義する時に使用します。

Sub 関数名(引数1, 引数2, ...)
    処理
End Sub

Functionステートメント

Functionステートメントは呼出し元に値を返す必要がある関数を定義する時に使用します。
戻り値は自動的に生成される関数名と同じ名前の変数に代入します。

Function 関数名(引数1, 引数2, ...)
    処理
    関数名 = 戻り値
End Function

引数の値渡しと参照渡し

引数には、値渡しと参照渡しがあります。
引数を値渡しにしたい場合は、ByValを付け、 参照渡しにしたい場合は、ByRefを付けます。
ただし、省略した場合は参照渡しになります。

Sub 関数名(ByVal num1, ByRef num2, num3)
    num1 = 1 ' 値渡しの為、呼出し元の値は変わらない
    num2 = 2 ' 参照渡しの為、呼出し元の値は変わる
    num3 = 3 ' 参照渡しの為、呼出し元の値は変わる
End Sub


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